• "交渉"(/)
ツイート シェア
  1. 八戸市議会 2021-11-25
    令和 3年11月 総務常任委員会-11月25日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 3年11月 総務常任委員会-11月25日-01号令和 3年11月 総務常任委員会   総務常任委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和3年11月25日(木)午前10時07分~午前10時21分 第1委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議案審査             (注:〔 〕内は審査結果、*印は起立採決)   ・ 議案第131号 八戸市職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について                                   〔*原案可決〕  ● 委員派遣について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  藤 川 優 里 君  副委員長 間   盛 仁 君  委 員  高 橋 正 人 君   〃   吉 田 洸 龍 君   〃   上 条 幸 哉 君   〃   苫米地 あつ子 君
      〃   坂 本 美 洋 君   〃   五 戸 定 博 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  総務部長       石 田 慎一郎 君  総務部次長人事課長 佐々木 正 幸 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  副参事(議事グループリーダー) 山 道 隆 央  ──────────────────────────────────────    午前10時07分 開会 ○藤川 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから総務常任委員会を開きます。  これより議事に入ります。  当委員会に付託になりました議案審査いたします。  ────────────────────────────────────── ● 議案審査  ・ 議案第131号 八戸市職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について ○藤川 委員長 議案第131号八戸市職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  理事者から説明を求めます。 ◎佐々木 総務部次長人事課長 おはようございます。  それでは、議案第131号八戸市職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定につきまして御説明申し上げます。  議案書では3ページから4ページにかけて記載しておりますが、本日は別途お配りしております資料に基づき御説明申し上げます。  まず、改正の理由でございますが、青森人事委員会勧告に基づく青森職員給与改定に準じ、一般職職員及び特別職職員等期末手当支給割合改定するためのものであります。  次に、改正内容でございますが、まず(1)の一般職職員に係る期末手当改定につきましては、①として支給割合を0.05月分引き下げることとし、(A)の令和3年度改定分につきましては、12月期分支給割合を引き下げ、再任用職員を除く職員は1.175月分に、また再任用職員は0.65月分改定するものであります。  また、(B)の令和4年度改定分では0.05月分引下げを6月及び12月期に等分し、再任用職員を除く職員はそれぞれ1.20月分に、再任用職員はそれぞれ0.675月分改定するものであります。  これらに係る改定につきましては、②の八戸市職員給与に関する条例改正して対応するものであります。  次に、(2)の特別職職員及び市議会議員の皆様に係る期末手当改定でございますが、これまでも県の特別職等に準じて取り扱ってきているところであり、表中改定後の箇所(A)の令和3年度改定分につきましては、市民病院事業管理者を除き12月期分支給割合を0.05月分引き下げるとともに、(B)の令和4年度改定分につきましては、引下げ後の年間の支給割合を6月及び12月期に等分し、それぞれ表のとおり改定するものであります。  これらに係る改定につきましては、②に記載の3つの条例改正して対応するものであります。  最後に、関係条例施行期日につきましては、条例公布日から施行するものでございますが、令和4年度改定分につきましては、令和4年4月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○藤川 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。 ◆苫米地 委員 昨日の協議会でも何点か伺いましたけれども、ちょっと状況が変わったところがあるかと思いますので確認のために何点か質問をさせてください。  まず1つですが、今回のこの引下げに関して職員組合との話合いがなされたかと思うのですけれども、その話合いについて少し分かる範囲でお知らせください。合意はあったのかどうかというところを特に聞きたいと思いますので、そこをお願いします。  もう1つ報道では国家公務員の一時金に関して、勧告に基づいて引下げはするのだけれども、経済への影響を考えて先送りをするのだという報道もありました。総務省からこの取扱い基準にして各地方自治体でも対応をするようにというふうなことを求める通知が出されたというような報道もあるのですけれども、むつ市では職員のボーナスは減額しない、この通知を先取りしたわけではないかとは思うのですけれども、そういう報道もあります。お尋ねしたいことは、国家公務員扱いに準じた扱いをするようにという通知がもう届いているのかどうか、もし届いているのであれば、その扱いは当市ではどのようにしていくのか、届いていないのであってもどのようにしていくのか、その点について伺いたいと思います。 ◎佐々木 総務部次長人事課長 お答えいたします。  まず、1点目の組合との交渉状況ということでございますが、これまで数度にわたって事務折衝を重ねた上で、この実施内容については合意をいただいているところでございます。  また、2点目の国からの通知の部分、またはそれについての対応ということでございますが、昨日付で国のほうからおっしゃられた内容の国の対応状況についてというふうなこと、あるいは地方においてもこれを1つの方針として踏まえてやってほしいというふうな通知が出ておりました。それは確認しております。それも確認した上で、市の場合は、やはり県の対応に準じるというふうなところがございます。または県内の各市町村、さらには東北の各市の状況等確認しておく中で、実際に国のほうが延ばしたというのは様々な事情があって実施できなかったところがあるというふうに伺っております。そういう中で、地方においては今回の対応が可能、あるいはやるべきというふうな判断をした自治体も多かったというところも踏まえまして今回提案に至ったというところで、今回の通知もございましたが予定どおりやっていくというふうな考えでおります。  以上でございます。 ◆苫米地 委員 分かりました。国からの通知が来ているということで、国も12月1日の基準日に間に合わないという事情もあるかというふうには思いますけれども、ただ、この年末に向けての様々な経済活動影響があるというところ1つ大きな要因ではないか、12月には減らさないでというところが大きな要因ではないかというふうに私は思っています。そこのところを考慮するべきではないかというふうに思います。  もう1つ、お聞きしたいのですけれども、市職員給与に関しては今回この条例改正案が出されて改正がされれば12月から引き下げていくというふうなことでありますけれども、基本的なところ確認なのですが、市民病院職員期末手当については、今回は引き下げない。ではどこでどのような形で決定をしていくのか、総務にかかっているわけではないのですけれども、民生にかかっているのですが、同じような市の仕事に関わっている方々の一時金に関してこのような差がついているというところで、どうしてなのかという疑問がありますので、市民病院職員についてはどこでこれを決定していくのかというところ確認したいと思います。 ○藤川 委員長 佐々木人事課長、答えられますか。 ◎佐々木 総務部次長人事課長 知り得る情報でよろしければということでよろしいでしょうか。  病院給与決定のプロセスというふうなお話でございましたけれども、病院では、病院の中で支給規定を定めている中で対応していくということで、市と同様病院のほうも組合交渉しながら今回の対応を調整してきたという経緯がございます。  2点目が、大変申し訳ございません。決定自体はそういうことで、市民病院サイドのほうで決定する形、会計が独立していることもございますので、そちらで対応していくというふうな形になっています。  以上でございます。 ◆苫米地 委員 分かりました。市民病院会計が独立している企業会計だということで、条例決定するものではないということでした。そこを確認しました。 ○藤川 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤川 委員長 御質疑なしと認めます。  これより意見を徴します。御意見ありませんか。 ◆苫米地 委員 私たちの会派では、昨日も申し上げたのですけれども、本議案には反対をしたいということで申し述べたいと思います。  昨日も言ったのですけれども、自治体で働く方々、その持ち場が医療現場であってもどこであっても、コロナ対応、あるいはその他の対応を一所懸命取り組んでおられるということがまず基本です。そのことに対して、期末手当引下げではなく、むしろ引上げ、賃上げで応えていくべきではないかというふうに考えるわけです。  その中で市民病院職員方々企業職員方々については、規定対応ができるので今回はやらないということだと私たちは理解しています。要するに、12月期は据え置く対応をする、そのこと自体がやはり各部長さんはじめ管理職方々もできるなら職員の方の奮闘を認めて、引下げは避けたいというふうな気持ちの表れではないかと私たちは捉えています。そういうことを考えれば、やはり従来どおりの対応ではなくてコロナの下での対応ということを考えていくべきではないか。人事院勧告に左右されることなく、むつ市のように各自治体の実情に応じて考えていくべきではないかということが1つ。また、国家公務員扱いに準じて、職員の皆さんの働きに応えるためにも行政からの提案があるのですが、議会としては一時金の削減はすべきでないというふうなことを合意していくべきではないかというふうに考えています。  また、昨日の話で、地域民間企業の水準に合わせて考えていくのだ、そういうことで引き下げていくのだというような説明もあったかと思いますけれども、そういうことになれば、じゃあ次は公務員に合わせて不景気だから民間も引き下げる、そうすればまた民間に合わせて公務員も引き下げる、そういうような負のスパイラルを生むことになってしまうのではないかと。そうなれば八戸市の経済を考えれば、今やっとコロナの下で落ち込んでいた地域経済が回復に向かうんじゃないかというふうに飲食店方々が努力しているわけです。そこに水を差すことになるのではないでしょうか。飲食店の景気が悪くなれば漁業者農業者、あらゆる企業にマイナスの影響を与えることになってしまうのは、八戸市が独自の支援金範囲を広げていったということを考え合わせても分かることだと思います。  今回一時金を引き下げるということは、八戸市全体の所得引下げにつながっていくようなことです。回るお金、回すお金が減少していく、そういうことにつながっていくのではないかと大変心配しています。地域経済活性化ということを考えれば、むしろ一時金を引き上げるくらいのお金回し方が必要なのではないかと考えるわけです。  もう1つ人材確保の面ということを考えれば、むつ市のように、ほかの自治体がどうであろうと八戸市は職員奮闘に対して正当な評価をして所得の向上を図るのですという姿勢をしっかり示していくことは、人材確保という面からもよい影響を与えるのではないかと私は考えます。  以上のことから、今回この期末手当を引き下げるべきではない。むしろ上げるべきだというふうに思いますので、議案第131号には反対との意見を申し述べて終わります。 ○藤川 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤川 委員長 御意見がありますので、これより採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成方々起立を求めます。  〔賛成者起立賛成6、反対1〕 ○藤川 委員長 御着席願います。  起立多数であります。  よって、議案第131号は原案のとおり可決されました。  以上で当委員会に付託されました議案審査は終了いたしました。  なお、報告内容については、委員長に一任願います。  ここで、理事者方々は退席されて結構でございます。  お疲れさまでした。  〔理事者退席〕  ────────────────────────────────────── ● 委員派遣について ○藤川 委員長 それでは、委員派遣についてお諮りいたします。  本委員会調査視察でございますが、来年2月1日から3日までの3日間の日程で視察実施したいと考えております。その実施に当たり、議長に対し委員派遣承認要求を行うこととし、諸般の手続については委員長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤川 委員長 御異議なしと認めます。  よってそのようにいたします。  ────────────────────────────────────── ○藤川 委員長 以上で総務常任委員会を閉じます。  お疲れさまでした。    午前10時21分 閉会...